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    かけはし2021年3月15日号

辺野古実が防衛省申し入れ


3.1

土砂の投入は即刻やめろ!


 3月1日午後6時半から、辺野古への基地建設を許さない実行委員会が呼びかける、月例防衛省申し入れ行動が行われ、90人が参加した。
 最初に、辺野古実が@日米の低空飛行訓練などが頻繁に行われている。A米兵・自衛官の不祥事が多い。B辺野古埋め立てのために、遺骨の埋まっている南部から土砂を採取しようとしている。大浦湾埋め立て設計変更申請が防衛省から出されているが、沖縄県が不承認をした時、連帯行動を組む、ことを提起した。
 次に、平和をつくり出す宗教者ネット・日本山妙法寺の武田さんが、遺骨が混じっている土砂を埋め立てに使うな3・2院内集会への参加を訴えた。

山城博治さん
電話アピール


沖縄現地から、山城博治さん(沖縄平和センター議長)が電話でアピールした。
「3月1日、沖縄戦遺骨収集ボランティア「ガマヤフー」代表の具志堅隆松さんが、遺骨混じりの土砂搬入に抗議し、県庁前でハンストに突入した。沖縄戦での死者を冒とくするものだ」。
「埋め立て設計変更申請について、玉城県政の不承認の判断は4月以降になるだろう。きっぱりとNOを言うように要請していく。南西諸島の軍事化は戦前の二の舞だ。辺野古抗議行動は3月1日から再開した。国家の暴走を止めよう」。
国会包囲実が「設計変更不承認の時は支持アクション。サンゴ訴訟が最高裁に上告した。最高裁への緊急署名への協力」と訴えた。横田基地公害をなくす会の棣棠浄さんが「3年前に横田基地にオスプレイが配備された10月1日に抗議行動を行った。それ以降毎月1日行動としてスタンディング行動を行っている。沖縄との連帯を作っていきたい」と報告した。
Stop!辺野古キャンペーンは、埋め立てを続ける日本工営への抗議行動を報告し、3月23日午後6時半から日本工営本社への抗議行動に参加するように要請した。

先嶋での動き
の報告と訴え


先島諸島への自衛隊配備について、何度も現地行動に参加している仲間が「石垣島。3月1日、造成工事は2年になり、3月末には終わる。次に隊舎などの工事が始まる。宮古島は3月いっぱいでミサイル部隊が配備される。2月26日、米軍と自衛隊の共同訓練が行われ3日間にわたり抗議行動が行われた。米軍のための軍隊・自衛隊の配備を許すな」と報告した。
今回の要請は、うちなんちゅの怒りとともに!三多摩市民の会、平和をつくり出す宗教者ネット・日本山妙法寺が行った。次回は4月5日。      (M)

 

 


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